築25年マンションの売却相場|築30年との違いと価格の調べ方

築25年マンションの売却相場|築30年との違いと価格の調べ方

築25年の相場は、築21〜25年の集計を入口に調べます。築30年の物件と価格差があっても、それを自宅の将来の値下がりとして扱わないことが大切です。

築25年前後の相場を地域別に見る

対象:築21〜25年、2026年4〜6月。

地域平均成約価格㎡単価成約件数
首都圏6,512万円93.1万円1,407件
東京都7,772万円120.7万円801件
神奈川県5,276万円69.8万円358件
埼玉県4,279万円56.1万円125件
千葉県4,180万円50.1万円123件

出典:東日本不動産流通機構「地域別・築年帯別成約状況(2026年4〜6月)」1ページ。当サイトで必要な列を抜粋。平均価格は実際の成約の集計で、自宅の査定額ではありません。

埼玉県では平均価格4,279万円、千葉県では4,180万円と総額は近い一方、㎡単価は56.1万円と50.1万円でした。金額が近い物件でも、買える広さや立地が同じとは限りません。

築30年との価格差をどう読むか

築年帯平均成約価格平均面積㎡単価
築16〜20年6,536万円66.9㎡97.7万円
築21〜25年6,512万円69.9㎡93.1万円
築26〜30年5,211万円67.9㎡76.7万円

出典:東日本不動産流通機構「地域別・築年帯別成約状況(2026年4〜6月)」1ページ。当サイトで必要な列を抜粋。平均価格は実際の成約の集計で、自宅の査定額ではありません。

築21〜25年帯の93.1万円/㎡に対し、築26〜30年帯は76.7万円/㎡でした。この差をそのまま「あと5年で下がる額」にしないでください。成約した地域や建物、室内の状態が違う集計です。

自宅については同じ棟の過去と直近の事例を確認し、時期と住戸条件の違いを考えます。市場全体の平均だけでは判断できないため、査定で現在の価格を確かめる意味があります。築30年の相場も同じように、集計の対象を見て比較しましょう。

築25年の比較では、配管と室内の更新を混同しない

広告で「リフォーム済み」とあっても、給排水管まで更新したのか、壁紙や設備だけなのかは違います。価格情報だけで分からない点は、比較の際に不明として残します。

自宅の更新履歴が分かるなら、それを査定時に伝えます。更新した費用を機械的に上乗せするのではなく、似た事例との差がどこにあるかを聞きます。

自宅に近い価格を自分で探す

1. 不動産情報ライブラリで、価格情報の検索を開きます。 2. 自宅の都道府県・市区町村と中古マンション等の物件種別を選び、近い取引時期から探します。 3. 建築年と取引時期を照らし、築21〜25年に近い事例を確認します。画面で絞れない条件は検索結果から見比べます。 4. 面積・駅距離などを確認し、自宅と違う条件をメモします。成約価格情報と取引価格情報は、区分を残して扱います。

価格情報は個別物件を特定できないよう加工されているため、棟名・部屋番号まで分かるとは限りません。同じ棟の詳しい成約は、不動産会社に確認してもらいます。

出典:国土交通省・価格情報の検索方法価格情報の制度と用語

同じ町でも駅までの距離や建物の規模が違えば、価格に差が出る場合があります。複数の事例を見て、大きく高い・安いものは、条件の違いを確認してから比較に使いましょう。根拠なく都合の悪い事例だけを除かないことも大切です。

調べた数字は、査定の質問に使える

「この事例は近い条件だと思うが、査定額と違う理由は何か」と聞けます。築25年だから一律に割り引く説明より、立地・室内・管理の違いが示される説明を比べましょう。

売却相場が分かったら、費用の見込みを重ねる

相場は売却代金の目安です。そこからローンや費用を引いた手取りとは違います。配管工事や今後の維持費まで含めた判断は築25年の売却記事で扱います。

平均価格で諦めず、自分の部屋の条件で査定を取る。 更新した部分や管理の情報が、どのように評価されるかを確認できます。

査定サービスを比較して、今の家の価格を確かめる

まとめ:築25年と30年の平均差を、将来の損失に置き換えない

地域と築年帯で目安をつかみ、近い事例で自宅に近づけます。配管や改装の違いなど、公表データだけでは分からない部分を査定で補いましょう。