「LIFULL HOME’S 売却査定 評判」で調べている方は、申し込みボタンの手前で止まっているはずです。
口コミにはサービスの仕組みと不動産会社の対応への評価が混ざります。どちらの話かを分けて読むと判断しやすくなります。
この記事では、公式サイトが公表している仕組みと数字を基に、特徴と注意点、依頼先を選ぶ際の判断材料をたどります。
LIFULL HOME’Sの売却査定で注目したい3つの特徴
依頼先の特色を見てから、自宅の価格を相談できる。 通常の一括査定では、送信前に不動産会社を選べます。全国の参加社数よりも、自分の物件に対応する会社の顔ぶれを確認しましょう。
ここでは利用者の口コミを独自に集計した評価ではなく、公式情報で確認できる仕組みと、申し込む際の判断材料を整理します。
査定額が出る前に、会社の得意分野を比べられる
公式Q&Aの案内は、所在地・物件情報などの入力、不動産会社の選択、確認・送信という流れです。候補が表示されても、その全社に頼む必要はありません。
会社紹介には、写真だけでなく、得意分野や売却活動への考え方も掲載されます。次の点を見ると、価格が出る前から比較を始められます。
| 紹介画面の情報 | 自宅の売却で見るところ |
|---|---|
| 得意分野・強み | 自宅の地域や物件種別を扱っているか |
| 資格・店舗の設備など | 相談したい内容に対応できそうか |
| トピックス・取扱いプラン | 自分が希望する売り方に関係するか |
| 売却のアドバイス | 売り出し方を具体的に説明しているか |
写真やPRは選ぶ材料ですが、担当者の対応や成約価格を保証するものではありません。査定後に説明の中身も比べます。
出典:LIFULL HOME’S 不動産売却Q&A、マンション査定
依頼社数を自分で調整できる
公式Q&Aは3社以上への依頼を勧める一方、連絡を整理できる社数にするよう案内しています。3社は推奨であり、申込みの最低条件ではありません。
- 候補の得意分野を見て、比較したい会社を選ぶ。
- 依頼した社名を控え、各社への質問をそろえる。
- 連絡方法や時間の希望があれば、依頼時や最初の連絡で伝える。
社数を絞っても、電話の回数や担当者の対応までは決められません。「メールを希望」と伝えた場合も、必ず電話が来ないとは限らない点は押さえておきましょう。
訪問査定率29.9%は、対象と意味を分けて読む
LIFULLは2026年1月22日、ミカタの2025年のランキングで、訪問査定率29.9%・5年連続1位になったと公表しています。
集計対象はミカタの電話代行サービスが扱った依頼です。集計期間は2025年1月6日〜12月26日、総査定数40,905件はランキング全体の対象件数で、HOME’Sだけの件数ではありません。
訪問査定へ進んだ割合を示す数字であり、高く売れた割合や満足度ではありません。また、この数字だけで「訪問の営業が強い」「担当者の質が高い」とも判断できません。
出典:LIFULLの発表
AI・匿名・通常の一括査定は、知りたいことに合わせて選ぶ
HOME’Sには複数の価格確認方法があります。全部を順番に使う必要はありません。
| 方法 | 分かること・やり取り | 向いている段階 |
|---|---|---|
| マンションのAI査定 | 入力条件から参考価格を表示。会員登録・個人情報の入力は不要 | まず大まかな価格を見たい |
| 匿名査定 | 不動産会社の概算を専用ページで確認。初回に連絡先は会社へ送信されない | 直接の連絡を始める前に概算を比べたい |
| 通常の一括査定 | 選んだ不動産会社と連絡を取り、部屋の条件も含めて相談 | 今の自宅がいくらで売れそうか、根拠まで聞きたい |
匿名査定と通常の一括査定では、依頼先の決まり方も違います。 匿名査定は、入力した物件に対応するすべての不動産会社へ物件情報が送られる仕組みです。結果を見て、自分から相談先へ連絡します。通常の一括査定の「送信前に会社を選べる」という説明を、匿名査定にそのまま当てはめないでください。
匿名査定の公式案内では、結果通知用のメールアドレスや入力した電話番号は不動産会社へ送信しないとしています。ただし、その後に自分から問い合わせれば、伝えた情報に応じて直接のやり取りが始まります。
AIや匿名査定の概算では、室内の状態や修繕履歴などが十分に反映されない場合があります。参考価格と個別査定の差は、条件を確かめて読みましょう。
評判を調べるときに、混ぜないほうがよい3つのこと
サービスの仕組みと、個々の会社の対応
依頼先を選べるか、情報が誰に届くかは、サービス側の仕組みです。一方、説明の丁寧さや連絡の頻度には会社・担当者による違いがあります。
口コミを読むなら、利用時期、地域、会社名、どの段階での出来事かを確認します。一人の良い経験も悪い経験も、自分が依頼する会社にそのまま当てはまるとは限りません。連絡への不満をすべて利用者の社数選びのせいにすることもできません。
査定額の高さと、売れる見込み
査定額は成約の約束ではありません。高い査定には、良い条件を評価した理由がある場合も、強気の売り出し提案が含まれる場合もあります。金額の差だけで会社の良し悪しを決めず、同じ質問で確かめます。
- 根拠にした成約事例と、自宅との違いは何か。
- 売り出し価格と、成約を見込む価格は同じか。
- 反応が弱かった場合、いつ・何を見て方針を変えるか。
値下げありきで売る必要はありません。価格を維持する条件も含めて、説明を求めましょう。
全国の参加社数と、自宅に対応する社数
全国に多くの会社が参加していても、自宅の地域・物件種別に対応する候補は別です。候補が少なければ、地域の会社へ直接相談する方法もあります。
特殊な権利関係がある物件なら、その取扱い経験を確認します。社数を増やすことより、事情を理解して査定できる相手を探すことが大切です。
今の価格を知りたいなら、売却時期が未定でもそのまま伝える
購入価格の記憶だけで、今の価値を決めない。 売却を検討しているなら、まず現在の価格と根拠を確認すると、売るか・持ち続けるかを考える材料が増えます。
依頼時の希望は、短くて十分です。たとえば「売却時期は未定です。まず机上査定で価格と根拠を知りたいです。連絡はメールを希望します」と伝えます。これは依頼文の例で、希望どおりの対応を保証するものではありません。
HOME’Sは通常の価格査定を無料と案内しています。査定依頼だけで売却を任せる契約になるわけではありません。別の有料業務を頼む場合は、その内容と費用を事前に確認します。
取りやめたいときの連絡先や費用の線引きは、キャンセルの記事で確認できます。
出典:価格査定は無料ですか?
まとめ:評判より先に、依頼先を選ぶ画面を見る
LIFULL HOME’Sの通常の一括査定では、依頼先を選んでから送信できます。ただし、評判や対応の良し悪しが社数だけで決まるわけではありません。査定依頼の流れの3番目に不動産会社を選ぶ画面があり、連絡が来る顔ぶれも社数も、そこで自分が決めています。公式が挙げるデメリットの筆頭も「依頼数に応じて複数の不動産会社から連絡が来る」でした。
次の一歩は、送信する前にその画面まで進んで、並ぶ会社の顔ぶれを自分の目で見ることです。公式のQ&Aは3社以上を勧めつつ、自分で把握できる社数が適切だとしています。3社以上は推奨で、最低条件ではありません。複数社との連絡を続けられる範囲で選びましょう。
そのうえで、届いた査定価格は根拠まで聞いて比べましょう。根拠の明示は宅地建物取引業法が定めた会社側の義務で、その査定に要した費用を依頼者に請求できないことも、国土交通省の解釈・運用の考え方に書かれています。住み替えのトビラでは、LIFULL HOME’S売却査定の仕組みと評判の読み方も含めて、住み替えで悩むあなたに信頼できる情報を提供しています。
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