「一括査定に申し込んだのに、返事をくれたのは1社だけ」と、マンションが売れるのか不安になっている人もいるでしょう。
返事が来ない理由は、入力ミスや迷惑メールへの振り分けと、不動産会社の側の事情に分けられます。
この記事では、理由の見分け方と次の一手に加えて、返事が来た会社の査定額で気をつけたい点も紹介します。
申し込みが届いているかは5分で確かめられる
申し込みが不動産会社に届いているかは、受付完了メールとスマホの設定を見れば、5分ほどで確かめられます。
入力ミスや迷惑メールへの振り分けが原因なら、その日のうちに解決できます。
受付完了メールに載っている「送り先の会社一覧」を見る
申し込みがどの会社に届いたかは、申し込んだ直後に届く「受付完了」のメールでわかります。
一括査定サイトの役目は、申し込みを不動産会社に取り次ぐことです。査定額は、取り次がれた会社から別々に電話やメールで届きます。例えばHOME4Uも、選んだ会社から直接連絡が来ると案内しています。
受付完了メールには、多くの場合、依頼した会社の名前や受付番号が載っています。返事を待つ相手は、この一覧に載っている会社です。
受付完了メールが見当たらないときは、申し込みが途中で止まったか、メールアドレスを打ち間違えたと考えられます。その場合は、メールアドレスを1文字ずつ見直してから、もう一度申し込むと安心です。
一覧に載った会社が思ったより少ないときは、原因が2つ考えられます。会社を選ぶ画面で選び忘れたことと、その地域で引き受けられる会社が少ないことです。
選び忘れなら、同じサイトで会社を選び直して申し込めます。引き受けられる会社が少ないときは、地元の会社に直接査定を頼むと、査定を出してくれる会社を増やせます。
迷惑メールフォルダ・着信拒否・入力ミスを順に確かめる
受付完了メールが届いているなら、会社からの連絡は、迷惑メールフォルダや着信履歴に埋もれている可能性があります。
確かめる場所と順番は、次のとおりです。
| 確かめる順 | 見るところ |
|---|---|
| 1 | 迷惑メールフォルダ(Gmailは「プロモーション」タブも) |
| 2 | 携帯会社のメール(キャリアメール)の受信設定 |
| 3 | スマホの着信拒否や、知らない番号を消音にする設定 |
| 4 | 受付完了メールに載っている電話番号とメールアドレス |
初めてやり取りする会社のメールは、迷惑メールフォルダに振り分けられることがよくあります。キャリアメールを使っている人は、携帯会社の受信設定で、パソコンから送られたメールを受け取れるようにしておきましょう。
知らない番号からの電話は、スマホの設定によっては無音のまま着信履歴にだけ残ります。履歴に知らない番号があれば、その番号をネットで検索すると、不動産会社からの電話だとわかる場合があります。
受付完了メールに載っている電話番号とメールアドレスは、自分の正しい連絡先と1文字ずつ見比べておくと安心です。連絡先が1文字違うだけで、会社はあなたに連絡する手段を失います。
例えばLIFULL HOME’Sでは、すべての連絡先が無効だった依頼について、不動産会社が料金の対象から外すよう申請できます。
打ち間違いを見つけたら、依頼した会社か一括査定サイトの窓口へ、正しい連絡先を伝え直すとよいでしょう。
出典: LIFULL HOME’S 不動産査定「物件を仕入れたい不動産会社さまへ」
返事が来るまでの時間は営業日で数える
受付完了メールと連絡先に問題がなければ、営業日で日数を数えながら、もう少し待ちましょう。
不動産会社には、土日に営業し、水曜日などの平日を定休日にしている会社がよくあります。夜や休日に申し込んだ場合、会社が依頼を見るのは次の営業日になります。
返事が来るまでの日数は、会社や査定の種類によって差があります。データだけで金額を出す「机上査定」なら、結果は早めに届くことが多いでしょう。
一方、担当者が部屋を見る「訪問査定」は、結果が出るまでに訪問から1週間〜10日ほどかかるとSUUMOは案内しています。
申し込んだ日と曜日をメモしておくと、営業日で何日たったかをすぐに数えられます。数日たっても返事が来ないときは、原因は会社の側の事情にあると考えられます。
返事が少ないのは、不動産会社が依頼を選んでいるから
返事が少ないときは、不動産会社が届いた依頼の中から、力を入れる依頼を選んでいる可能性があります。
一括査定のお金の流れを知ると、不動産会社が依頼を選ぶ理由がわかります。
一括査定は無料でも、会社にとっては1件ごとに費用がかかる
不動産会社は、一括査定サイトから依頼を受け取るために料金を払っています。
売る人が一括査定を無料で使えるのは、主にこの料金でサイトが運営されているからです。
例えばLIFULL HOME’Sの場合、不動産会社は月額の基本料金を払います。届いた依頼(反響)にも、別に料金がかかります。
つまり不動産会社は、依頼を受け取った時点でお金を払っています。
依頼に応えるにも、近くの取引の記録を調べ、査定額と売り方の提案をまとめる手間がかかります。
依頼のたびに料金と手間がかかるので、会社は力を入れる依頼を選ぶことになります。
出典: LIFULL HOME’S 不動産査定「物件を仕入れたい不動産会社さまへ」
会社にとって査定は「売却を任せてもらう」ための営業活動
不動産会社は、無料の査定をきっかけに売却を任せてもらい、家が売れたときに仲介手数料を受け取ることを目指しています。
査定そのものは無料なので、査定を出しただけでは会社の収入はゼロです。
仲介手数料の上限は、法律と国の告示で決まっています。売れた価格が400万円を超える場合の上限は、原則として「価格の3%+6万円」に消費税を足した額です。
例えば3,000万円で売れたなら、上限は(3,000万円×3%+6万円)×1.1=105万6,000円になります。3,000万円のところに自分の家が売れそうな値段を入れると、上限の額がわかります。
売却を不動産会社に任せる契約を、「媒介契約」といいます。会社に収入が入るのは、媒介契約を結んで、その家が売れたときです。
そのため不動産会社は、契約につながりそうな依頼から先に連絡すると考えられます。返事が遅い会社は、あなたの依頼を「今は後回し」と判断した可能性があります。
出典: e-Gov法令検索「宅地建物取引業法」第34条の2(媒介契約)・第46条(報酬)
出典: 国土交通省「宅地建物取引業者が宅地又は建物の売買等に関して受けることができる報酬の額」(令和6年7月1日施行)
会社が後回しにしがちな依頼の特徴
売りたい時期が「未定」の依頼や、入力に空欄がある依頼は、会社に後回しにされやすいと考えられます。
会社によって判断は違いますが、後回しにされやすい依頼の例は次のとおりです。
| 依頼の特徴 | 会社から見た印象 |
|---|---|
| 売りたい時期が「未定」 | 今すぐの契約にはつながりにくい |
| 部屋番号や面積が空欄・誤り | どの部屋かを特定しにくい |
| 連絡がつきにくい | 話を進めにくい |
| 物件が会社の担当エリアの端にある | 案内や移動に手間がかかる |
住み替えを考え始めたばかりなら、売りたい時期に「未定」を選ぶのは自然なことです。それでも会社の目には、急ぐ必要のない依頼に映ることがあります。
思い当たる点があれば、受付完了メールに載っている会社へ、部屋番号や売りたい時期をメールで伝え直すとよいでしょう。それをきっかけに、会社から連絡が来ることもあります。
地域や物件の種類によっては、引き受けられる会社がもともと少ない
どこからも返事が来ないときは、そのマンションを引き受けられる会社がサイトに少なかったと考えられます。
一括査定サイトに登録している会社(登録会社)は、それぞれ担当する地域を決めています。例えばSUUMOは、人口の少ない地方や不動産取引が少ないエリアでは、対応できる会社が少なく、選択肢が限られることもあると案内しています。
駅から遠い場所や郊外、地方の物件では、その地域を担当する登録会社が1〜2社だけのこともあります。
サイトに登録している会社が少ないことは、マンションの値打ちとは別の話です。その地域で売買をしている会社は、サイトの外にもいることが多いでしょう。
ただ、次のようなマンションでは、会社が査定に慎重になることがあります。
- 1981年5月以前に建築確認を受けた、旧耐震のマンション
- 総戸数が少ないマンション
- 借地権のマンション
旧耐震のマンションとは、今より前の古い耐震基準で建てられたマンションのことです。国土交通省は、1981年6月1日以降に建築確認(工事の前に、設計が法律に合っているかを役所などが確かめる手続き)を受けた建物が今の耐震基準で建てられていると案内しています。
総戸数が少ないマンションでは、同じマンションでの売買の記録が少ないことがあります。借地権のマンションは、土地を借りて建てられています。
どれも、近くの取引の例が少なかったり、買い手が限られたりするため、査定に手間がかかると考えられます。自分のマンションが当てはまるなら、売買に慣れた地元の会社に頼むと、査定を引き受けてもらいやすくなります。
出典: SUUMO 住まいの売却ガイド「SUUMO不動産売却 一括査定の評判は?特徴や査定の流れ、注意点を解説」(2025年9月1日)
出典: 国土交通省 マンション管理ポータル「これだけは知っておきたい!マンションの管理状況チェックシート」
電話で訪問査定ばかり勧められるのは、会社が「直接会いたい」から
電話で訪問査定ばかり勧めてくる会社は、先に部屋を見て、売る人と直接会いたいと考えています。
それでも頼み方を工夫すれば、部屋を見せる前に、おおよその査定額を出してもらえることもあります。
机上査定より訪問査定を先にしたい会社の事情
不動産会社が部屋を先に見たい理由は、正確な金額を出したいことと、売却を任せてもらいやすくなることの2つです。
査定の種類と金額の出し方は、次のとおりです。
| 査定の種類 | 金額の出し方 |
|---|---|
| 机上査定 | 住所や広さなどのデータと、近くの取引の記録から計算する |
| 訪問査定 | 担当者が部屋を見て、部屋の状態も含めて金額を出す |
1つ目の理由は、部屋の状態を金額に反映させたいことです。日当たりや窓からの眺め、部屋の傷み具合、リフォームの有無は、部屋を見て初めてわかります。
机上で出した金額が実際に売れる値段と大きくずれると、会社は売る人の信頼を失ってしまいます。
2つ目の理由は、会って話したほうが売却を任せてもらいやすいことです。会社が目指しているのは、査定のあとに売却を任せる契約を結ぶことです。担当者が顔を合わせて説明すれば、売る人がその会社を選ぶ可能性が上がります。
どちらも、会社としては自然な考え方です。一方で売る人の多くは、部屋を見せる前に、まず金額を知りたいと考えるでしょう。
査定額を先に出してもらう頼み方
訪問の前に机上査定の金額を知りたいときは、「訪問する会社を決めるため」と理由を伝えて頼みましょう。
会社から見ても、金額を出したあとに訪問査定を頼まれる見込みがあるので、応じやすくなります。
それでも担当者に訪問が先だと言われたら、「だいたいの幅でかまいません」と頼む方法もあります。「2,800万〜3,100万円くらい」のような幅であれば、応じる会社もいます。
机上査定の金額を頼むときは、電話よりメールがおすすめです。回答が文章で残るので、あとで各社の回答を並べて比べられます。
次の情報を自分から伝えておくと、会社は机上査定でも、実際の部屋に近い条件で金額を出せます。
| 伝えたい情報 | 確かめられる書類 |
|---|---|
| 部屋の階数と窓の向き | 購入時のパンフレット、間取り図 |
| 専有面積と間取り | 売買契約書、重要事項説明書 |
| 築年月 | 重要事項説明書、登記の書類 |
| 毎月の管理費と修繕積立金 | 管理会社からの請求書や通知 |
| リフォームの時期と内容 | リフォームの契約書や領収書 |
窓の向きは、南向きや東向きのように書けば伝わります。これらの書類を手元に用意しておけば、訪問査定に進んだときにも、同じ書類をそのまま見せられます。
訪問査定に進むかどうかは住み替えの急ぎ具合で決める
住み替えを急いでいるなら早めに、まだ迷っているなら机上査定の金額が届いてから、訪問査定を頼むとよいでしょう。
訪問査定は、受けたあとで断ることもできます。それでも、部屋を見せる日程の調整や立ち会いには時間がかかります。
急ぎ具合ごとの進め方の目安は、次の表のとおりです。
| 今の状況 | おすすめの進め方 |
|---|---|
| 次の家が決まっている、売る時期が近い | 電話をくれた会社の訪問査定にすぐ進む(2〜3社) |
| 売るかを検討している段階 | 机上査定の金額と理由が届いてから、訪問を頼む会社を絞る |
急いでいるときに机上査定の金額にこだわると、そのぶん売り出しが遅れます。訪問査定は結果が出るまでにも日数がかかるので、早めに日程を入れておくと安心です。
反対に、まだ迷っている段階で、頼んだ会社すべての訪問を受けると、日程の調整や部屋の片づけ、立ち会いで疲れてしまいます。
急ぎ具合に合わせて訪問を頼む会社の数を決めれば、手間を抑えながら査定額を比べられます。
むしろ注意したいのは「返事が来た会社」の査定額
返事が来た会社の査定額は、売却を任されたい会社の事情で、高めに出ていることがあります。
返事がなかなか来ないと、やっと届いた査定額に安心する人もいるでしょう。届いた査定額についても、その金額になった根拠を担当者に聞いておくことが大切です。
契約を取りたい会社は、高めの査定額を出すことがある
不動産会社の中には、売却を任せてもらうために、実際に売れそうな値段より高い査定額を出す会社もあると考えられます。
売る人の多くは、査定額のいちばん高い会社に売却を任せたいと考えるでしょう。そのため、契約を取りたい会社には、査定額を高めに出す理由があります。
査定額は、会社が「このくらいで売れそうだ」と見込んだ金額です。実際に売れる値段は、査定額を下回ることもあります。
高い査定額でも、リフォーム済みなどの理由が説明されていれば、参考にしてよい金額といえます。ただ、金額の高さだけで会社を選ぶと、売り出してから値下げを重ねることになりがちです。そのぶん、売れるまでの期間も長くなります。
返事が1〜2社だけだと、高すぎる金額を見抜きにくい
届いた査定額が1〜2社分だけだと、1社が高すぎる金額を出していても、売る人はその金額を信じてしまいがちです。
例えば5社から査定額が届けば、だいたいの相場がわかります。その中で1社だけ飛び抜けて高い金額があれば、すぐに気づけます。
返事が1社だけだと、金額の高い低いを判断する手がかりは、その会社の説明だけになります。
住み替えでは、査定額をもとに次の家の予算を組むことが多いため、金額のずれがそのまま予算のずれになります。
自分の場合は、「届いた査定額-実際に売れそうな値段」が、予算から減るかもしれない金額の目安になります。返事が少ないままだと、このように誤った金額で住み替えの予算を組んでしまうおそれがあります。
ほかの査定額が届くまでの間は、不動産サイトで同じマンションや近くの似た部屋の売り出し価格を見ておくとよいでしょう。届いた査定額を売り出し価格と並べれば、相場から大きく外れた金額に気づけます。
ただし、売り出し価格は売り手が「この値段で売りたい」と付けた値段です。実際に売れる値段より高めに付いていることがあるので、目安の一つとして見ておくのがおすすめです。
査定額は「その金額になった根拠」で比べる
届いた査定額は、金額の高さより、その金額になった根拠で比べるとよいでしょう。
不動産会社が売り出す価格について意見を言うときは、根拠を示す決まりがあります(宅地建物取引業法34条の2)。この決まりは、売却を任せる契約を結ぶ場面に当てはまります。根拠には、似た物件の取引の例などが使われます。
査定の段階で根拠をたずねるのも、売る人として当たり前のことです。査定額が届いたら、査定書や担当者の説明に、次の3つが入っているかを確かめておきましょう。
| 確かめること | 見るポイント |
|---|---|
| 近くで売れた例 | 同じマンションや近くの似た物件が、いつ・いくらで売れたか |
| 売れるまでの期間の見込み | その金額なら、どのくらいの期間で売れそうか |
| 売れなかったときの想定 | 何か月で、どのくらい値下げを考えるか |
近くで売れた例が示されていれば、その査定額を自分でも相場と比べられます。売れるまでの期間と値下げの想定を聞いておくと、次の家を買う時期と予算を、余裕を持って決められます。
この3つの説明があいまいな会社なら、査定額が高くても安くても、そのまま信じるのは危険です。
根拠のある査定額が1社分だけなら、ほかの会社にも査定を頼み、比べる査定額を増やしておきたいところです。
出典: e-Gov法令検索「宅地建物取引業法」第34条の2(媒介契約)
返事を待つ期限を決めて、次の一手を打つ
返事を待つ期限を先に決めておけば、期限が来た日から次の手を打てます。
返事を待っている間は、住み替えの計画も止まったままです。期限を過ぎたら、催促や別の会社探しに切り替えるのがおすすめです。
自分で「待つ期限」を決めて、一度だけ催促する
待つ期限は自分で決め、期限が来たら受付完了メールに載っている会社へ、一度だけ連絡するとよいでしょう。
返事が来るまでの日数は、会社ごとに差があるためです。例えば「机上査定なら、申し込みから3営業日」のように決めておけば、いつまで待つかで迷う時間が減ります。
連絡の手段は、電話でもメールでも大丈夫です。伝える内容は、次の文例のように短くまとめておけば、会社の担当者もすぐに用件を把握できます。
受付番号を伝えると、会社はすぐに依頼を探せます。「査定をお願いできるか」と聞けば、断る場合も会社は返事をしやすくなります。
催促は一度で十分です。何度も連絡するより、その時間を地元の会社探しなどに使うほうが、住み替えの準備が進みます。
催促しても返事のない会社は、候補から外して考える
催促のあとも返事がない会社は、売り出したあとも対応が遅れるおそれがあるため、候補から外して考えると安心です。
売り出したあとは、買いたい人からの問い合わせや内覧の申し込みに、会社がすばやく応える必要があります。
売却を1社だけに任せる「専任媒介契約」では、会社は2週間に1回以上、売る人に状況を報告することが決まっています。売り出したあとも、会社とのやり取りは長く続きます。
最初の連絡が速い会社なら、売り出したあともすばやく応えてくれると期待できます。
ただ、担当者の休みや依頼の集中など、たまたまの事情で遅れた可能性もあります。気になる会社なら、あとから返事が来たときに、改めて候補に入れるとよいでしょう。
出典: e-Gov法令検索「宅地建物取引業法」第34条の2(媒介契約)
地元で実際に売買している会社に直接頼む
どこからも返事が来ないときは、地元の不動産会社に直接査定を頼みましょう。
一括査定サイトに登録している会社は、その地域で売買をしている会社の一部です。
地元の会社は、次のような方法で探せます。
- 不動産サイトで自分のマンション名を検索する
- 最寄り駅の名前で中古マンションを検索する
- 郵便受けに入る、売却を勧めるチラシを見る
SUUMOやLIFULL HOME’Sでマンション名を検索すると、売り出し中の部屋を扱っている会社の名前がわかります。最寄り駅の名前で検索すると、同じエリアの物件を多く扱っている会社が見つかります。
売却を勧めるチラシを入れてくる会社も、そのマンションの売買に関心があると考えられます。
同じマンションや近くの物件を扱った会社は、近くで売れた例をよく知っています。こうした会社に頼めば、旧耐震や小規模のマンションでも、査定を引き受けてもらえる可能性が高まります。
地元の会社に査定を頼むときは、マンション名や部屋番号、広さを伝えておくと、会社はすぐに机上査定に取りかかれます。住み替えを考えていることと、まずは机上査定の金額と根拠を知りたいことも、あわせて伝えておくと安心です。
一括査定に申し込み直すなら、サイトと入力の内容を変える
一括査定に申し込み直すときは、前回とは別の一括査定サイトを選ぶとよいでしょう。
一括査定サイトごとに提携している不動産会社が違うので、別のサイトなら新しい会社に頼めます。
申し込みフォームの入力も、後回しにされやすい点を直しておきましょう。直し方の例は、次の表のとおりです。
| 前回の入力 | 申し込み直すときの入力 |
|---|---|
| 売りたい時期が「未定」 | 今の考えにいちばん近い時期 |
| 部屋番号や面積が空欄・あいまい | 売買契約書などを見て正確に |
| 連絡がつきにくい | 電話がつながりやすい曜日と時間帯、メールの希望 |
売りたい時期は、本当の予定のとおりに書けば十分です。迷っているなら、「未定」より「半年以内」など今の考えに近い時期を選ぶほうが、会社に急ぎ具合が伝わります。
部屋番号や面積は、売買契約書や重要事項説明書を見ながら入れておくと、会社は部屋をすぐに特定できます。
備考欄には、次のように3行ほどで希望を書いておくと、会社は急ぎ具合と連絡の方法を一度に把握できます。
申し込み直したあとも返事が少ないときは、地元の会社に直接頼む方法と組み合わせると、査定を出してくれる会社を増やせます。根拠のある査定額が2社以上から届けば、住み替えの計画を前に進められます。
まとめ:返事が少ないのは会社の事情。期限を決めて動き、査定額は根拠で比べる
一括査定の返事が少ないときは、不動産会社が届いた依頼を選んでいると考えられます。マンションの値打ちとは別の話なので、本当に気をつけたいのは、届いた1〜2社の査定額だけで、次の家の予算を組んでしまうことです。
まずは待つ期限を自分で決め、期限が来たら受付完了メールに載っている会社へ、一度だけ催促しておきましょう。期限を決めずに待ち続けると、住み替えの計画が止まったまま、比べる査定額が少ない状態で時間だけが過ぎてしまいます。
査定額が届いたら、近くで売れた例や売れるまでの期間の見込みなど、その金額になった根拠も担当者に確かめておくと安心です。住み替えのトビラでは、一括査定の返事が来ないときの理由の見分け方と次の一手も含めて、住み替えで悩むあなたに信頼できる情報を提供しています。
住み替えのトビラ 